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三日目の行程
 道の駅かわうち湖 - 大間崎 - 尻屋崎 - 小田野沢漁港 - 道の駅くじ - 道の駅みやこ - 道の駅錦秋湖泊まり

大間崎は、今まで訪問した半島先端の荒涼とした所とは異なり、平地の集落の海側の端っこという感じで、情緒が無い。
でも、本州最北端という事で我慢。
次に訪れた尻屋崎の方が、景色的には良い。
Ohma Misaki


尻屋崎から下北半島の太平洋側を南下。
不思議な場所だ。海岸に沿って走っている道路なのに海が見えない。
更には、海の方へ行く枝道も無い。
ようやく、
小田野沢漁港へ行く枝道があり、港まで行き、海を眺めた。
この枝道の途中に自衛隊の施設があった。この施設が、海へ出る枝道が無い原因らしい。

久慈からずっと津波の被災地を通って南下した。
感想は二つ
1. 浸水地域の緑が青々しているのに驚いた。
塩害でやられるものと思っていたが、樹にしろ草にしろ、そんな様子は全くない。
地表の塩分は、雨などで直ぐに洗い流されるのかも?
2. 思っていたよりも復興は進んでいない。
なんだこれは! がれきを片づけただけじゃないか

宮古に寄って、帰途に就くこととした。
Miyako Eki
宮古の港にある道の駅は営業していたが、外壁に津波が到達した位置にマークがされている。

帰途に備えてガソリンを入れるべく、カードを持っているシェルのスタンドをナビで探した。
ほど遠からぬところにあったので向かう。しかし無い。見えない。
ここの筈だがと、二、三度通ったが、無い。
しょうがないので、街中で最初にあったエネオスでガソリンをいれた。
入れながら、シェルのスタンドの事を聞いてみたら「辞めたみたいですよ」との事だった。
津波で流されてしまった様だ!

道の駅錦秋湖で泊り