カテゴリ: 道路交通のルールとマナー

今日 (2018.10.18) 散歩の道すがら、車から見えない道路標識がある事に気が付きました。写真の様に、道路標識が電柱に隠れて、走行している車から見えません。
街路樹の茂った葉っぱで見えなくなる道路標識はよくありますが、この様に構造物で見えないものは珍しいのではないでしょうか。始点や終点を表示している標識ではないのが救いです。
ここは新規に開発された地域なので、標識も電柱も同時期に設置されたのではないでしょうか。「オレ、標識を立てる人」、「わたし、電柱を立てる人」 で、他の事には気が回らないのでしょうかね。
経緯は兎も角、標識は見えなけれはならないものですから、この現状が放置されているのは道路標識の管理者の怠慢でしょう。毎日毎日、何台かのパトカーが通っている筈なんですがね。見えないから気が付かないのでしょうか。アレ?、道路標識の管理者って警察じゃなかったでしたかね?
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<2021.05.08 追記>
今春から散歩のルートを延長しました。上記の見えない道路標識で曲がっていたのを、更に道路に沿って直進する様にしました。
すると、300mほど先の道路反対側にも「見えない道路標識」が有る事に気が付きました。
==車の走行方向からは見えませんね==
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==なにしろ走行方向に対し直角に向いていますから==
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==反対側斜め方向からはかろうじて見えます==
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今回の旅行の二日目 (2018.10.14) の午前遅くに、七尾市から珠洲市の狼煙に向かいました。ナビは内陸の最短ルートを推奨するのですが、大好きな能登半島の海沿いの道を走る為に、国道249号線で向かいました。
古い規格の二車線道路で狭いのですが、車の通りも少なく、富山湾側の静かな海の向こうに立山連峰が見えたりして、のどかで、のんびり走れる大好きな道です。
道路には当たり前の様に黄色のセンターラインがずっと続いています。他に走っている車も殆ど無く、単独走行でマイペースで走れるので 「追い越し禁止」 も全然気になりません。
ところがですよ、某所に来たら突然、黄色のセンターラインが白色実線のセンターラインに変わりました。「あれ、なんだこれ!」 と思っていると、2km 程行ったら又黄色のセンターラインに戻りました。
切り替わり点
「黄色実線も白色実線も追い越し禁止の筈だが??」
「白色実線は、確か片側二車線以上の場合の筈だが??」
もともと白色実線と黄色実線のセンターラインの意味の違いに付いては、モヤモヤして腑に落ちるものが無かったのですが、一層訳が分からなくなりました。

こんな感じで疑問が膨らんでいる中で、穴水市街を通過中に 「けいさつ」 と看板が出ている建物があったので、ここで質問をしてみる事にしました。

けいさつ
ここは「輪島警察署穴水庁舎」 でした。広いフロアに日直のお巡りさんが一人で居られました。何しろ今日は日曜日ですから ・・

「現地を見ていないので正確には答えらませんが、原則的な事を言いますと ・・」 お巡りさんの説明です。
「黄色実線のセンターラインは、公安委員会が 「追い越し禁止」 に指定した区間である事を示します。この区間の始点と終点には、それを示す道路標識がある筈です。ここで車が追い越しを行った場合、警察は取締を行います。」
「白色実線のセンターラインは、道路設置者が道路の状況を判断して 「ここは危険ですから追い越しを行わないでください」 と言っている事を示しています。ここで車が追い越しを行った場合、警察は関与しません。」

ガーン! 全てのモヤモヤが霧散しました。
目から鱗、でした。
もしかしてこれは、一般人には明かしてはならない警察の秘密情報なのではないでしょうか? こんなに分かり易い説明を、今まで何処でも、見た事も聞いたこともありません。

このお巡りさんには、大変に感謝しました。

何処の県だったかはきっりとは思い出せないのですが、西の方の県 (九州? 四国?) では道路の信号機が 「黄色の点滅信号」 のところがありますよね。混みあった街中ではなく、田舎の人通りの少ない交差点や、道路の横断歩道専用に設けられた信号機が、通常は 「黄色の点滅信号」 になっている県があります。

点滅
自分のいる県を含めて全ての近隣の県には 「黄色の点滅信号」 は無くて、この種の信号は常時 「青信号」 なので、これにはびっくりしてしまいます。私の中では 「黄色の信号が見えたらSTOP」 なので、すぐにブレーキを踏み始めます。ところが黄色の点滅信号は 「安全を確認してGO」 なのですね。即ち、青信号と同じです。「そうか、ここの県では黄色は青と同じなのか」 と理性では納得するのですが、先の見通せないカーブの道で突然 「黄色の点滅信号」 が表れると、ついついブレーキに足が行ってしまいます。
ボタン式の横断歩道信号に多い様な気がしますが、ボタンを押すと 「黄色の点滅信号」 → 「青信号」 → 「黄信号」 → 「赤信号」 と変化して車を停止させるようです。これを見ると 「黄色の点滅信号」 は 「青信号」 よりも更に車優先の信号の位置づけの様に感じられます。
本稿で何が言いたいかと言うと 「日本全国、同一の道路交通ルール運用」 にすべきだ、と言う事です。道路交通法を逸脱していないものの、その県独特の運用は他県から来た運転者の判断を誤らせ、ひいては交通事故の原因になり得ます。各県の警察、公安委員会は独立して存在するのでしょうが、こんなところで個性を出す必要は無いと思います。

<2020.10.22 追記>
2020.10.14 から 2020.10.21 の間、四国各県を周る旅に行ってきました。
この 「黄色の点滅信号」 は、四国4県とも実施されている様です。四国に到達するまでに通った県でも実施されていたようですが、よく覚えていません。
今回の旅では、またまた新しい技が適用されている例を発見しました。
多分、高知県だと思うのですが、普通の 赤、青、黄 の信号機が、赤 から 青に切り替わる間に黄色の点滅が挟まるものです。「赤信号」 → 「黄色点滅 2回」 → 「青信号」 で車の進行OK となります。これには驚きました。
全ての信号機が本方式かは分かりません。ただ、幾つかの信号機で停止したタイミングでは、本方式でした。勿論、日本中の県での他の適用例の有無は、調べた事は無いので分かりません。ただ自分の経験としては初めての例でした。このような超ローカルルールの適用は、他県からの訪問者の運転判断を混乱させます。この例は 「ヒャー、珍しい!」 程度で、危険性が増す事は無い感じですが ・・  、都会の、時間を急ぐ運転者には 「余計な待ち時間」 と不評を買うでしょう。

今日 (2018.10.02) 散歩の道すがら、「止まれ」 の道路標識があるのに気が付きました。
道路標識など気にしない散歩で今まで気が付かなかったのは有りとしても、ここの交差点は車で二日に一回は通っているので、過去千回以上は通った筈なのですが、今まで全く気が付きませんでした。
気が付かなかった原因は、
1. 普通とは違う、道路の右上側に表示されて視界に入らない。
2. 路面表示の 「止まれ」 に注意が行って、標識には気が回らない。
3. 通りなれた道なので、「止まれ」が当たり前過ぎて標識などに目が行っていない。
位しかないでしょうね。
==標識の様子==
道路
標識に近づいてみると、なかなか風格のある標識でした。全面が粉で覆われたような劣化の状態で、あの輝く赤色の面影は全くありません。峠の旧道に良くある劣化した標識を遥かに上回る劣化の程度と言えるでしょう。風格は兎も角、標識として機能させるなら、交換が必要なレベルでしょう。
==標識==
標識

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