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中学、高校での同級生が故郷の村長になりまして、彼のブログを見ていたら 「村長になってから苦労が多くて、65kg あった体重が 63kg に減ってしまいました。」 とありました。「え~!、あいつとオレは背格好は同じはずだが!」 と驚きました。なにしろ自分の体重は 77kg もあったものですから ・・・
で、慌てて体重軽減に取り組む事にし、色々方法を調べました。栄養学や健康法などは、昔から混沌とした世界で、何が真実か分からないと思っていましたが、相変わらず科学的根拠の不明な内容が多くありました。そんな中から目新しい 「糖質制限」 がある事に気づき、これをやってみる事にしました。当時は 「糖質制限」 に関しては賛否両論が激しくぶつかっていた様ですが、最近は落ち着いてきたのでしょうか?

「糖質制限」 と言っても 「兎に角 簡単に」 を第一義にして、以下の方法を決めました。
1) 「ご飯」 「パン」 は食べない。その他のおかず類は糖質食品も含めて選り好みせず食べる。
2) 家庭での食事が麺類だった場合は普通に食べる。ラーメン類の外食はしない。
3) 晩酌 (甲種焼酎) は今まで通り続ける。
4) スナック、菓子類は食べない。飲料は 「ゼロカロリー」 のものとする。
5) 食事量は制限せず普通にする。但し 「食べ過ぎ」 は止める。

65kg を目標値として取り組んだ結果が下に示したグラフです。2015年8月1日からダイエットに取り組みました。
体重

==結果==
三か月後の 11月1日には目標の 65kg に到達しました。三か月で 12kg の体重を軽減した事になります。グラフを見ると、旅行中の食事の変化による山を含めても、全体がリニアな勾配で低減している事に驚きます。
これ以上の体重軽減は止めました。 と言うのは、旅行中の温泉などでの入浴中に、痩せて尻やももの肉がげっそりと無いお年寄りをよく見かけるのですが 「貧相で嫌だな」 と常々思っていたので、ああは成りたくなかったからです。
現在も 65kg ±1kg を管理範囲として 「糖質制限」 を続けています。

==健康指標の向上==
当初は考えもしなかった事なのですが、体重軽減に依り 「健康指標」 が驚くほど向上しました。体重軽減に依るものか、糖質制限に依るものかは分かりませんが、ともかく 「健康指標」 が大幅に向上しました。
下に、ダイエット前二ヵ年、ダイエット後二ヵ年の健康診断結果を示します。
健康診断

体重と腹囲の変化からダイエットの効果が分かりますが、ダイエット前後で、
1) 血中脂質に関しては、中性脂肪値が正常値範囲の中間まで向上しました。また、善玉コレステロールが増え、悪玉コレステロールが減って、量が逆転しました。
2) 肝機能に関しては、全ての値が「要精検」から正常値に変化しました。
3) eGFRに関しては、正常値 90 に近づき、腎臓機能が向上しました。
一言で言えば 「より健康な体になった」 と言えると思いますが、どんなもんでしょうか?
実はこの 7年前に、医師から 「高脂血症」 の治療薬として リバロ (ピタバスタチンCa) を処方され、ずっと毎日服用して来たのです。この健康指標の改善は、デブだった間は薬に全く効き目がなく、ダイエットで適正体重になったとたん、急激に薬の効果が表れた、と見る事も出来ます。

「デブ」 な方には、簡単至極な この方法のトライをお勧めします。

TANITA 体組成計 インナースキャン50 BC-313-BK をアマゾンで買いました。
8月初めから簡便な糖質制限に依るダイエットをやってきたのですが、77kgあった体重が目標の65kgに近づいてきたので買いました。
当初は「体重が減ればいいや」と考えて、手持ちの体重計で体重だけ計っていたのですが、ここへ来ると体重だけではなく体脂肪率などの把握が必要ではないかと考えた結果です。
前の体重計の最小測定単位は0.05kgで、この体組成計も最小測定単位は0.05kgです。同時に体重を何回か計った結果、両者間で測定値が0.05kgずれますが、誤差範囲と考え、従来データに引き続いて記録を続けることにしました。

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