前の記事 で、ハードディスクのトラブルに伴い、緊急に NAS にバックアップした経過を記述したところですが、このバックアップ作業には、ミラーリングソフトの 「RealSync」 を使いました。
今風であれば 「RAID」 でシステムを組むのでしょうが、私は 「RAID」 を知らない 昔の人 なので、大昔から使い慣れている 「RealSync」 を今も使っています。
これを機会に 「RealSync」 に関して、自分の記憶を辿りたいと思います。
realsync
「RealSync」 の作者は 吉本龍司氏 です。
インターネットを探しても記述が無いのではっきりしませんが、多分 1995~1996年頃に、彼が未だ中学生だった時に、このソフトを作ったのだと思います。
当時は パソコン通信 の時代で、勤めていた会社が準備した 「Nifty Serve」 の 「Closed Users Group」 が利用出来たので、私は そこから 「Nifty Serve」 側に出て遊んでいたので、このソフトも そこで見つけて利用し始めたのだと思います。
外資系の子会社へ移った後、2001年にこの子会社が親会社から独立する時に、親会社のネットワークが使えなくなるので、私が社内ネットワークを作りました。今から考えれば赤面ものですが、他に誰も出来る者はいないし、10人強のメンバーなので、家庭内LANの手法で極めて低価格で作りました。この時、社内のデータ類のバックアップに使用したのも 「RealSync」 です。
社長に 「このソフト、中学生が作ったんですよ!」 と説明したのをはっきりと覚えています。
以来、ずっと 「RealSync」 を愛用しています。他に浮気をしたことはありません。特に問題は発生しないし、ものすごく簡単に使えるし ・・
1996年から使っていると考えると、今年は 2018年 ・・・ なんと 22年間も使っている事になります!
陳腐化の激しい パソコンソフト でなく、一般商品と考えても 22年もの商品寿命を持つ事は凄い事です。
ましてや パソコンソフト では並ぶものは無いのではないのでしょうか。 凄い ソフト です。