車での旅行を始めた頃は、車中泊の装備や食事の方法などを詳細に調べたものです。
インターネットのブログや 2ch などに多くの情報があり、参考にさせてもらいました。
それらの中に「地元の産物を肴に、寝る前に飲む酒が超ウマイ!」的な情報が多数ありました。
「そりゃそうだよな」とワンカップの酒などを荷物の中に入れて出かけたものです。
実際にやってみると全然おいしくありません。二、三日は続けてみましたが、それ以降は止めました。
最近は、旅行に酒を持っていくこともありませんし、実際に飲むことはありません。自宅にいる時は、毎日晩酌を楽しんでいるんですがね。
考えてみると、これは私が田舎者のせいなのではないかと思います。
以前、転勤で東京に勤めていた時、たまに会社の会などで飲む機会があります。でも、気持ちよく酔える事はありませんでした。「これから電車に乗ってアパートまで帰らなければならない」と思うととっても酔えません。アパート近くの下車駅を降りて、アパートまで這ってでも帰れる状態になると、途端に元気になるんですがね。
この抵抗感が車旅行でも表れていると思います。
ここの田舎では、街の中心から自宅まで 2-3 kmなので、飲んだ後でタクシーを逃しても歩いて帰れる距離なのです。いつも気持ちよく酔うことが出来ます。
但し、田舎は車社会ですから、帰りに突然「飲みに行こうよ」とは行きません。事前の予定が必要です。この辺も、田舎と都会の違いですね。